この時期の里芋について

男子厨房に入らずという言葉は知ってるものの両親が忙しかったこともあって、ので小学生の頃には台所に入っていました。最初に覚えたのがニンジンとタマネギとジャガイモと肉を炒めた上で水分を加えてカレールーを投入すればなんとかなるカレーで、カレール…

読みかけの本を手にして

くだらないことを書きます。 以前読んだ本の中に本は一気読みしたい派の登場人物が居ました。ああそういう人も居るのかと興味深かったのですが私は別に一気に読まなくても気にならない派で、なので読みかけの本をカバンの中に一冊放り込むことがけっこうあり…

『ゆびさきと恋々』2話までを視聴して

MXで夜に放映しているアニメ『ゆびさきと恋々』の2話の録画したものを視聴しました。それをいちいちここで報告する必要性があるのかと思いつつ「すげえ」で済ますのがもったいないので、以下、書きます。詳細は是非本作をご覧いただきたいのですが、大前提と…

曇天の江ノ島へ

日曜に何度目かの江ノ島へ行っていました。 雨は止んだもののそのせいか江ノ島へ向かう弁天橋を渡る人は少なめ。雨がひどくなったら?というのもあったのですがここまで来て引き返すのもなんだしってのと「行って雨がひどくなってから後悔すればいい」という…

消えた加賀揚げ

スケトウダラやサメを使う東京のはんぺんは白いのですが、イワシやサバを使う静岡のはんぺんは黒かったりします。その黒はんぺんにわさび漬けを添えたやつは知らなかった方が良かった酒の最強のアテで…って話がズレそうになるのを戻すと、獲れる魚によって水…

同性2人が内縁関係(事実婚)状態にあたるかについてのメモ

いつものように話が長くなりますが、しばしお付き合いください。 戸籍法にのっとった婚姻届を提出し(戸籍に婚姻の文字が記載され)た場合を法律婚と呼ぶことが多いのですが、婚姻の届出をしてなくても婚姻と同じ状況にあるカップルであれば民法の条文にはな…

『ゆびさきと恋々』1話を視聴して

東京ローカルのMXは夜遅くにアニメを放映していて、先日、ほぼ偶然『ゆびさきと恋々』の1話の途中を視聴しました。 ヒロインである雪さんは聴覚障害があり、しかし外観からはとうぜん判別できず、なので電車内で尋ねられ、結果として尋ねてた相手の質問の趣…

『古文書返却の旅』を読んで(もしくは江戸期の輪島について)

小さい頃に塩山という街へよく行っていたのですが、高尾から先、塩山の一つ手前の勝沼まで中央線はずっと山の中で、その勝沼は駅からぶどう畑が見えます。日本史などを勉強するようになると機械的に墾田永年私財法とか覚えさせられたのですけど、あの勝沼の…

手袋の話2024

それはお前だけだといわれるとキついのですが、信号待ちなどのときに寒いと気分的に悲しくなることがあります。いま住んでいるあたりは朝の最低気温は氷点下5度を下まわることはほぼ無いのですが北西からの風がわりとあり、そんな状況なので通勤時には手袋は…

農兵漬け>わさび漬け

村上さんの小説のなかに出てくる酒のアテに(わさびを酒粕で漬けた)わさび漬けと大根おろしを細かく切ったはんぺんに絡めるものがあって、それを読んだ頃ははんぺんはおでんに入れる程度しか知らなかったので斬新に思えてあとで真似ています。はんぺんつい…

旧日向家熱海別邸見学

昨日熱海にいました。 しょっぱなから話がズレて恐縮なのですが、熱海は山がちで平坦な場所があまりなく、海岸から市街地の方向を眺めると高層の建物が多く、その建物も傾斜地に建てていることが多いのに気が付かされます。おそらくどの部屋からも海の眺めを…

ミスを防ぐための復唱について

O型から眺めるとB型はどうも雑にみえるらしく、雑とか云われることがないわけではありません。実際エアコンや室内照明のリモコンをどこに置いたかわからなくなって探すことがありテキトーなところはあるかもしれず、否定する材料を持ち合わせていません。Oと…

薄皮まんじゅう

くだらないことを書きます。 何度か書いてるのですが私が子供のころに子が居なかった叔父が酒まんじゅうを私へのお土産としてよく買って来ていました。たいてい10個入りで、酒まんじゅうが来ると来る日も来る日も10日ほどはおやつは酒まんじゅうです。名誉の…

棒の話2023(もしくは今年読んだものおよび見たものについて)

「去年今年貫く棒の如きもの」ってのが虚子の俳句にあります。おそらく棒というのはたいてい右も左も同じ材質でできているはずで、なので同一でたいして変わらない、という解釈をしています。(以前も書いた記憶があるのですが)でもほんとに今年と去年は棒…

後発白内障の手術

去年、白内障の日帰りの手術を受けました。きっかけは小田急線のホームの行先表示板を眺めていたときに以前はもっとくっきり見えたはずなのにそうではないことに気が付き、もしや老眼になったのでは?と緑内障でお世話になってるドクタに相談したら「白内障…

他人のケーキの問題

ローカルな話で恐縮なのですがガチで贔屓にしているケーキ屋のケーキの支店が荻窪の駅ビルにあります。荻窪は定期の経路なので途中下車でき、焼き菓子等を贈答に使うほか、特定の日にはそこでケーキを買います。買うっていったってせいぜい彼氏とおのれの分…

上野駅のクリスマスツリー

どうでもよいことを書きます。 上野で銀座線とJRを乗り換えようとするとJRの中央改札のあたりを歩くことになります。中央改札前は天井の高いところでそこに先月くらいから「クリスマスツリーがあるな」と認識はしていたものの ツリーのてっぺんにもパンダが…

靴下の話2023

たぶん前にも書いた記憶があるのですがいまから20年以上前に良い子のみんなはわからなくていいいたすことをいたすようなホテルで、靴を脱いだときに靴下の先から親指がちょっと覗いていました。靴下の穴が見つかったら射殺されるわけでは無いもののほんの少…

ナツメ球で浮上した根本的な問題

本能寺の変があった1582年をいちごパンツ本能寺の変というように音が付随することで記憶が定着することがあるのですが(と同時にいちごパンツ≒信長が脳内からいまだ消えないのですがそれはともかく)、あまり得意ではないのが画像だけの記憶です。どこかに手…

人力詮索さては「あべかわ」

いつものようにくだらないことを書きます。 甲府盆地には信玄餅というのが甲府駅を筆頭にあちこちで売られています。念のために書いておくと桔梗の印のついてるほうは小さな容器の中に求肥餅が3切れきな粉の中に埋まっていて、それを同封の黒蜜をかけて食べ…

いわゆる「還流」について

あまり政治の話はしたくはないのですが、その禁を破ります。でもってそのうち消すつもりの記事です。 これを書いているのはギャル系JKで…じゃねえ、若干くたびれたおっさんで領収書の管理を任されていたことがあります。複写式の領収書の束を渡されて、入金…

「身長が行動に影響を与える」説

今日もくだらないことを書きます。 ここしばらく週一で水曜の毎日の朝刊に現役の医師の歴史に関する連載が掲載されています。(おそらく新聞社で手を入れて無いのか読みにくさがあるものの)朝はあんまり時間がないにもかかわらず毎回つい読み耽ってしまうの…

最近の宿題

食い意地が張ってる証拠かもしれぬものの読んだ本に出て来た料理が気になることがあります。新田次郎の『武田信玄』の中で栃餅を蜂蜜で煮るものが出て来てて栃餅がなにかわかっていないにもかかわらずどんな味か興味を持ってしまいいまでも印象に残っていま…

「マジか」

毎朝キリマンジャロのコーヒーを欠かさないのですが豆はタンザニアからの輸入で、ここしばらく円が安くなったせいか値段は以前より高くなりました。もっとも長年舌に慣れたものを変える気にはなれず、8のつく日にヨーカドーで買うと安くなるのでそこで狙って…

見ることもしくは視線について(映画『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』を観て)

ここ数年ずっと追いかけている青春ブタ野郎シリーズの映画『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』を今月に入ってから観ています。おもしろかったです!で済ませても良いのですがなんだかもったいない気がするので、メモ代わりに書きます。 いつもの…

KITTE丸の内のクリスマスツリー

おまえの目は節穴か、とか、この冷血人間め、といわれたわけではないのですがいくらか異常があって恥ずかしながら眼科と血液系の科には定期的に通院しています。その通院先の門前を通過するバスが東京駅の丸の内口から出ていて、簡単だけどほのかに痛い処置…

掛川市竹の丸見学

もう少しだけ掛川の話を続けます。 掛川藩の藩政の中心部であった掛川城の御殿は明治維新のあと市役所等になったものの複数あった郭をすべて維持していたわけでは無く、明治期になると竹の丸と呼ばれた郭には葛布を扱った商家松本家が進出し当時の建物がいま…

掛川城見学

静岡に行っていて、その際に掛川に寄っています。掛川には掛川城があってそこを見学しました。 いまある掛川城の城郭は安土桃山時代に掛川に居た山内一豊が整備したもので、丘の上にある天守は幕末の安政の地震で倒壊したあと平成になって(山内一豊が築いた…

『陰陽師とは何者か?』展(もしくは暦について)

いつものように知ったところでなんの役にも立たないことを書きます。 以前『鎌倉殿の13人』がきっかけで伊豆へ行き、その際に三嶋大社を参拝していて、その三嶋大社で知ったのが三嶋大社の関係者が作成した三島暦です。南北朝時代には三月三日が京都と三島で…

朝は冒険せず

小学生の頃からレギュラーコーヒーを飲んでいたのでイスタントコーヒーが苦手でネスカフェもダメ、違いの判る男ではないことを自虐的に周囲に述べたことがあります。それがよくなかったのかコーヒーにこだわりがあると思われたのか、旅先で買えるようなドリ…