ここしばらく食べていたジャムについて

ケチ臭い話をすると最寄りの駅のそばにヨーカドーがあって、ヨーカドーは8のつく日はnanacoを使えば5%値引きになります。日持ちするドレッシングだとか醤油だとかはたいてい8のつく日に買うことが多いです。節約ばかりしてると息苦しくなるので贅沢をするこ…

『中世の罪と罰』を読んで(博奕について)

競艇などの公営賭博をしたことはいちどもありません。が、酔ってあるチームの勝敗を賭けて負けたらなんでもしてやると彼氏に云ったことがあり、結果裸エプロンを所望され、そのテの小さな博奕はしたことがあります。条文上は一時の娯楽に供するものは除外す…

桜散りかけの井の頭池

井の頭池は花見の名所みたいな扱いにいまはなってはいますが、吉祥寺の隣の三鷹に住んでいた太宰治の『ヴィヨンの妻』だとかつて井の頭の池のほとりには以前は杉があったことになっていて、上記の作品ではそれが伐られて「寒々した感じ」と描かれていて、い…

最近の試行錯誤

どうでもよいことを書きます。 高校は地学と技術家庭がなく大学は家政ではなく法学で、大人になってからどこかちゃんとした料理教室のようなところへ通えばよかったのかもしれませんが通わずに来ちまいまってて、なので料理関係の引き出しはそれほど多くはあ…

富山薬種商の館金岡邸見学

富山市内の東新庄に金岡邸という明治期の薬種商の建物が現存していて先日見学していました。薬でも小田原の外郎家は透頂香を小売りをしているので小田原城のすぐそばですが、金岡家は薬そのものではなく薬の材料を商う薬種商で、富山市内でも城のそばではな…

富山城址およびTOYAMAキラリ見学

金沢に用があり帰途に富山に寄っていました。 富山市の富山城の跡は現在公園で模擬天守が戦後に作られ、その模擬天守の中はかんたんな資料館になっています。恥ずかしながら「戦国時代に誰が富山を治めていたの?」という問いに答えられないくらい富山の歴史…

切符売り場にて

そのうち消すささいな話を書きます。 よく使う中央線はみどりの窓口を無くす方向に進んでいて、例えば特急停車駅も例外ではなく知ってる限りは石和も塩山も上諏訪も終了してます。代わりに値引きになるチケットレスサービスを使え!ということらしいのですが…

比較対象を置いて評価するもの言いについて

静岡の三島の東側には箱根山がありその箱根山の麓ではジャガイモを栽培していて、その箱根の西麓のジャガイモを利用して三島ではコロッケを作り、市内の中小の商店を巻き込んでそれを名物として三島コロッケの名で売っています。都市部へ出荷するのと違いそ…

夜桜見物2024

去年と今年で個人的に異なってるのが花粉です。以前はスギ花粉が飛んでる状態ではラクでヒノキになるとキツかったのですが、今年はまったく逆でスギの時がキツくてヒノキになるとラクになっています。もっとも花粉症の薬なしには生きて行けなくて、そこらへ…

見知らぬシベリアについて

東京ローカルかもしれないくだらない話をします。 神田の(神保町にほどちかい)錦町というところにアムールヱーパンというパン屋があって、そこにはシベリアという羊羹をカステラ生地で挟んだものを売っていました。学生時代のバイト先がそれほど遠くないと…

小さな不安の除却(もしくはカニカマについて)

なにか特殊技能を持っているわけでもなく被災地へ行ったところでなにかできるわけでもないし…と考えて、個人ではたかがしれてるのですが加賀揚げというすり身を使った製品を製造している能登の会社の品物を意図的に今冬買っていました。その会社はカニカマも…

犯給法5条1項1号の(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。)に同性2人は含むかについて

民法の影響が及ぶ範囲では役所に婚姻届を提出し戸籍に婚姻の文字が記載された場合を法律婚と呼ぶことが多いのですが、仮に婚姻の届出をしてなくても婚姻と同じ状況にあるカップルであれば民法の条文にはないものの判例のなどにより事実婚もしくは内縁という…

『ゆびさきと恋々』最終話まで視聴して

東京ローカルのMXで夜に放映していたアニメ『ゆびさきと恋々』を(録画したものですが)最終話まで視聴しました。原作は女性向けのマンガで、ここを書いているのはおっさんで、形式的にはどう考えてもnot for meなのですが、匿名を奇貨として以下、書きます…

青ブタ展見学

本を読むときはその読む本が映像になってることなどまずないので本に書かれている描写を想像しながら読みすすめることが多いのですがここ何年か青春ブタ野郎シリーズというラノベを追っかけていて、そのラノベの場合はアニメを先に視てしまったので原作の本…

B型猫説をめぐって

信じている人を軽蔑するわけではないものの噴飯ものだと内心思ってるもののひとつに血液型に関しての話があります。そもそも人間を4種にしか分けてない時点で粗く、なぜかたいていB型はよく云われません。「B型は猫っぽい」という説があって魚好きという意味…

春は揚げ物

日曜は小田原に居ました。 桑田佳祐さんの曲に金目鯛の煮つけというのがありますが桑田さんの地元の茅ヶ崎を含む相模灘では金目鯛が獲れます。他にも(押し寿司や干物になる)アジや(小田原おでんのつみれになる)イワシのほか、カマスも獲れます。ただカマ…

出遅れ

コロナ禍の第4波のあたりで『感染症の日本史』(磯田道史・文春新書・2020)という新書を読んでいます。本書はスペイン風邪にかなりページ割いていますが麻疹についても触れられていて磯田先生は「麻疹が歴史を動かした」と主張し、幕末の文久2年(1862年)…

同性2人の婚姻届不受理に関する札幌高裁の判断についての雑感

家族法に関しての、すっごくめんどくさい話を書きます。しばらくおつきあいください。 婚姻に関する法律は民法にあり、しかし民法の婚姻の条文をいくら読んでも近親婚の制限や重婚禁止などの規定があっても同性同士の婚姻について禁止する条項がありません。…

蛭子能収著『ひとりぼっちを笑うな』を読んで

以前太川陽介さんと蛭子能収さんそれに毎回異なる女性ゲスト1人の3人が行くローカル路線バスの旅というのをテレ東系で放映していました。3泊4日でひたすら路線バスのみを利用し、著名な観光地も場合によっては素通りして目的地まで行くというドキュメンタリ…

鼻腔を刺激するもの

何度か塩ラーメンごま問題というのを書いたことがあります。「塩ラーメンになぜごまがついているのか」という素朴な疑問が出発点で、でも「塩ラーメンにはごまが入ってるのがデフォルトなんですよですからそんなこと気にするほうがおかしくない?」というよ…

熱海起雲閣見学

熱海は温泉が出るほか、地図をご覧いただくと判りますが北西に箱根山から南に伸びる丹那山地があり、冬場の北西からの風が関東ほど強くはなく、ゆえに避寒地として適当な地です。その熱海に起雲閣という別荘から旅館を経て市の施設となった建物があり、週末…

古本屋で偶然見つけた本

くだらないことを書きます。 裏の畑でポチが鳴く 正直爺さん掘ったれば 大判小判がざーくざーくざっくざく という童謡を題名は知らぬものの子供の頃に聞いたことがあります。多摩では上記のような歌詞なのですが、もしかしたら地域によって歌詞は違うかもし…

カニカマの実験

くだらないことを書きます。 どうやって食べるのがベストなのかよくわからない食べ物があって、その筆頭が蒲鉾です。わからないなりに相性が良いと思えるのはわさび漬けで、幕の内弁当に入ってることが多いですけど三島駅や静岡駅ならかまぼこはわさび漬けと…

『神さまがまちガえる』4巻までを読んで

『神さまがまちガえる』(仲谷鳰・KADOKAWA電撃コミックスNEXT)の4巻を今月に入ってから読んでいます。おもしろかった!…で済ますのがもったいないので、もう少し書きます。 本作はシェアハウスの大家でかつ研究者でもある姫崎かさねとシェアハウスの住人で…

金目鯛のだしその後

Curiosity killed the catっていう英語のことわざがあって、直訳すれば「好奇心は猫を殺す」です。ほんとに猫が好奇心で動くのか、その結果死ぬのか、猫を飼ったことが無いのでわかりません。が、感覚的にわからないでもないです。 社会人になって仕事で博多…

人間の記憶は不確かである2024

博多華丸大吉師匠の漫才に人間の記憶は不確かである、という説を唱える中洲産業大卒のお父さんが出てきます。「昨日の夜はちゃんぽんやったけど昼はなんやったかな…」と続くのですが、私も7日前くらいの夕飯になると怪しいです。くわえてあまり人の顔を覚え…

耐えられないことの回避

品のないことを書くと経験がそれほどない頃に、経験豊富な人から陰毛を剃ることをすすめられました。痒みを引き起こすケジラミは毛の接触でうつるので毛を剃ればよい、という理由です。痒いのは耐えられそうにないけど剃ることにもっと耐えられそうになかっ…

ステーキソースの記憶

東京ローカルな話をします。 駿河台から中央線の線路沿いに坂を下ると須田町で、神田川を挟んで須田町の対岸が外神田で、須田町と外神田を結ぶ神田川にかかる橋を万世橋といい、その万世橋の南詰にあるのが肉の万世という肉を得意とする洋食屋です。須田町に…

知らない街を歩いた感想

熱海にブルーノ・タウトが関係した日向別邸という別荘建築があり、松の内にその見学ツアーに参加しています。現地集合時間が14時半で、熱海駅に着いたのが13時をいくらか過ぎたあたり。余裕を持たせたのは遅延を意識してのことですが、幸いなことにその日は…

( >д<)、;'.・ ィクシ

花粉は大量飛散する年とそれほどでもない年が交互にやってくる、という仮説を同僚から聞いたことがあって、去年は大量飛散の年でした。それが証拠に晩春になると鼻炎薬がドラッグストアの棚から消えていて動揺した記憶があります。仮説が正しいとするならば…