「投げる」もしくは「逃げる」

去春から断続的に網野善彦さんという2004年に亡くなった日本史の歴史家の著作を追っています。恥ずかしながらまだすべては追えていません。追っていて印象に残ってるのが飛礫の話です。最近読んでいる西洋中世史家の阿部謹也さんとの対談本『中世の再発見』…

ポカを防ぐことに関して

商業系の学校を出てれば話は別なのかもしれませんが残念ながらその方面の学校は出ておらず、金額に関してカンマの桁区切りを打つ習慣を社会人になってしばらくの間は知りませんでした。金銭を扱う方面に異動になったとき、チェックするとき視易いから絶対打…

ある和菓子屋さんの廃業(もしくは小さなしくじりの記憶)

事務所などに手土産にするものというと、即食べられてかつ片手で食べられて個包装で、地域によっては分量があるもの、というのが鉄板です。それを誰かに教えてもらったわけではないけど、いつのまにかなんとなく察していました。 父が死んだあと当然相続が発…

スマホのホーム画面のこと

これをかいているのはどちらかというとガサツなほうです。はてなの今週のお題が「ホーム画面」なのですが、スマホの画面にアイコンが小さくズララララと並んでいるとヘタすると余計なものを触れかねないと考え、日付と時間表示のほかは6個のアイコンが並ぶだ…

稀有なコメディアンの死

大雑把なことを書くと「人を笑わせる笑い」と「人に笑われる笑い」があります。後者は簡単で呆れられるようなことをすればたいてい笑われる笑いになります。しかしそれは芸と云えるかどうかはわかりません。前者がテクニックが必要で確実に芸で、なのでそれ…

目覚まし時計のこと

くだらぬ些細なことを書きます。 朝がけっして得意なほうではないので目覚まし一個では不安で、平日は目覚まし時計のほかにスマホのアラームを鳴らしています。念のため目覚まし時計のあとスマホのアラームが鳴るようにしていました。過去形で書いたのは今日…

うなぎときしめん(もしくは熱田の記憶について)

くだらないことしか書けそうにないのですが、書きます。 先日行った三島は対外的にはコロッケをウリにしていますが、コロッケより目立ったのがうなぎの店です。うなぎが三島名物かどうかは不勉強故に知らぬものの店によっては行列が出来ていて、うなぎの名店…

中伊豆へ(もしくは駿豆線寄り道の旅)

三島駅からほど近いところに楽寿園という公園があります。その楽寿園の中にあるのが楽寿館という建物です。明治期に小松宮家の別邸として建てられてそれがいまでもほぼ現存していて、存在は知っていたものの行ったことはなかったので楽寿園が中伊豆に行く経…

「めんツナかんかん」のこと

第一波の頃から住んでいる街のイトーヨーカドーは地方の支援のためか、滅多にお目に掛かれない地方の食品を東京に持ってきて販売しています。例えば魚のすり身に唐辛子が入ってる島根の赤天ぷらというのをコロナ禍になってはじめて知り、買って魅了されたの…

うしろめたさの話(駿河台下の三省堂の記憶について)

私は大人になるまでお茶の水のニコライ堂のそばの病院に定期的にお世話になっていました。ニコライ堂のあるあたりを駿河台といい、駿河台からゆるい坂を下るってゆくと駿河台下という名のついた交差点があります。 その駿河台下の交差点には三省堂書店という…

井の頭公園のこと

たぶん似たようなこと何度か書いているかもなんすけど。 東京の多摩の吉祥寺という駅の南側に井の頭池という池があり、その井の頭池のほとりには弁財天が祀ってあります。井の頭池の一帯は井の頭公園として知られていて、駅から近いこともあって多くの人が散…

清水観音堂のモッコウバラ

上野の山はもともと寛永寺の境内だったのですが明治維新以降は公園となり、いまに至ります。すべてが公園となったわけではなく、あちこちに寛永寺の諸堂が残ります。 そのひとつが清水観音堂です。その清水観音堂のそばを通ったときに、遠目でもわかるくらい…

「ナンバ・テン」(もしくは、スラングのこと)

「今朝の『タン・ニェン』を読みましたか」 「いや、読んでいません」 「ひどいもんです。ひどいにもほどがある。ナンバー・テン。兵隊に言わせればナンバー・テンです」 「兵隊ならナンバー・テンではなくて、ナンバ・テン。またはナンバ・テン・タウ(Nnbe…

風邪の引きはじめ

通勤に使うJRの路線は比較的事故や故障が多いです。今週の月曜の退勤時にもあって、2時間くらい止まっています。迂回する選択肢がない駅で遭遇すると打つ手がありません。なので復旧まで待って帰宅しています。 翌朝はなんともなかったのですが夜あたりから…

大泉版頼朝を視聴して

先日(まだ桜が咲いていた頃に)江ノ島へ行ったとき、 江ノ島島内はなぜか北条時政公推しでした。家紋と社紋が同じことや代々の北条の執権の崇敬をうけたことも関係してるから北条に肩入れして時政公推しなのかもな、などと納得できないことはないのですが、…

駅の案内表示にまつわる問題の雑感

夜の報道番組を視聴していると陰陰滅滅としてくるので同じ時間帯にアニメを流しているMXにチャンネルを合わせてる時期がありました。一昨年MXで放映されていたのが「宇崎ちゃんは遊びたい」です。最初に偶然視聴したのが桜井先輩がチョコミントを歯磨き粉と…

リンゴジャム依存

重箱の隅を楊枝でほじくるのが仕事みたいなところがあるのですが何度計算しても数字が合わぬものがあって、念のため問い合わせを午前中にしたら案の定、先方の計算間違いで、まだリカバリできるからダイジョウブですよと励ましつつフォローしてました。 疲れ…

本棚の問題もしくは本の問題

読書家と云えるほど本を読んでいませんが、そばに置いておきたい本はそこそこあって、本棚にならべてあります。本棚は昔住んでいた家から持ってきたもので、木製の5段式の高さ170センチくらいのやつです。いちおう天井との間につっかえ棒的なものは噛まして…

時政公推しの江ノ島へ

以前にも書いた記憶がありますが吉祥寺の井の頭に弁財天が居て、井の頭の弁財天は「デートで行くと弁財天が嫉妬して別れさす」という都市伝説があり、思春期にそれを聞いて育っています。しかしあたりまえのこととして全員が全員別れるわけではありません。…

「マイクロアグレッション」雑感

8日付毎日新聞朝刊にマイクロアグレッションという概念の説明の記事がでていて、私はカタカナ語が苦手でなるべく避けてきたので限りなく初耳に近いのですが、興味深く読みました。簡単にいえば従来の差別とはまた別の多数派からマイノリティに対する「あから…

エレベーターにて

くだらないことを書きます。 勤務先が入ってるビルはそれほど高くはありません。4階なので、階段で登ろうと思えば登れないわけではない・降りようと思えば降りれないことはないのですが、エレベーターのお世話になることが多いです。 退勤時、エレベーターの…

温かい朝メシの話

先月、視聴していた着せ恋でラブホのメニューとして一斤まるごとつかうハニートーストが出て来て「美味そうだな」と思え、どうやって作るのだろう…と検索しています。存在は知っていても作ったことがなかったからです。同時に一斤使わないでも食パン1枚でフ…

夜桜見物(もしくは街灯の鑑賞)

通勤途上に桜並木があって退勤時に通過すると夜ですから当然のこととして夜桜見物になります。 咲いてるのはヤマザクラが多いです。 ただ、桜というより半分くらい街灯の鑑賞をしてる気がしないでもないのですが。 スマホを持って見上げてると首のあたりが凝…

「その着せ替え人形は恋をする」12話を視聴して

「着せ恋」の最終話12話を録画して視聴しました。アニメに決して詳しくないおっさんがいちいち感想を書くことにどれほどの意味があるかわからないのですが、なにも書かずに過ごすのは惜しいので書きます。 いつものようにいくばくかのネタバレをお許しくださ…

ソメイヨシノ満開に近づく

まんぼうが解除されたらお伺いしますと確約していたところがあって土曜日はそこへ向かうために隣県へ行っていました。往路甲府行きの普通電車は始発駅の高尾では春休みということもあって立ち席が出るくらいで、「ああ、想像より人出があるな…」などと口には…

辞書とメモのこと

これを書いてるのはいまはくたびれたおっさんですが学生だった時期があります。遊びあるいてたとカッコつけたいところですが実家は裕福ではなくあまり頭が良いほうではなかったので、残念ながら(…残念ながら?)働きつつ机に本を広げて勉強をしていました。…

「その着せ替え人形は恋をする」11話を視聴して(耳に入ってくるものもしくは「聴く」という行為について)

コスプレをしたい喜多川さんと裁縫が得意な五条くんを中心に物語が進行する「着せ恋」の11話を録画して視聴してます。いちいちここで報告する必要があるかどうかわからないのですが、語らずにやり過ごすのはもったいないので書きます。 いつものように話が横…

大磯城山公園へ(旧吉田茂邸見学)

たぶんなんどか書いてると思うのですが関東は冬に北西からの冷たい風が吹きます。避寒を考えるとその北西からの風を避けることが出来ればいちばんよく、神奈川の西の大磯町は丘陵地帯で、丘陵の麓であれば風の強さは平野部ほどではありません。その特性を生…

死蔵してるもの(もしくは手ぬぐいの話)

311の後に輪番停電がありその年は夏に停電をするかもという計画があって、その春あたりからケーキなどを買ったときについてくる小さい保冷剤をそのまま冷凍庫にぶち込んでいました。輪番停電は春だけでしたが惰性でそのまま入れっぱなしにしています。何度か…

「その着せ替え人形は恋をする」10話を視聴して(もしくは隠れてない部分から隠れてる部分を想像してしまうことについて)

コスプレをしたい喜多川さんと裁縫が得意な五条くんを中心に物語が進行する「着せ恋」の10話を録画して視聴してます。いちいちここで報告する必要があるかどうかわからないのですが、語らずにやり過ごすのはもったいないので書きます。 いきなり話がいつもの…